新型コロナウイルスの出現でビジネスモデルの転換を迫られた業界が増え、特に大企業では採用活動においてもWeb面接が主流となってきています。

実際のビジネスの場においてもWeb商談の機会は増えています。

企業が「Web面接で力を発揮してくれる学生を選びたい」と考えるのは自然な流れと言っていいでしょう。

今後は中小企業においても、採用活動のオンライン化は進んでいくものと考えられます。

この記事では、今後なお普及が予測されるWeb面接を通過するための外せないポイントについて解説します。

目次

・Web面接前に欠かせない機器トラブルの予防策

・Web面接を受ける前のチェック項目

・「聞き方」のポイント

・まとめ 

Web面接前に欠かせない機器トラブルの予防策

普段、スマートフォンを使用している人は、自宅のパソコンを使うことはあまりないかもしれません。

事前にパソコンの動作を確認しておかないと、思わぬトラブルが発生することがあります。

たとえば、パソコンのスペックが低く、Web会議システムを立ち上げると動作が重くなり、操作にいちいち時間がかかってしまうことがあります。

面接官を待たせることは、マイナス印象につながりかねませんので、あらかじめ使用していないファイルを削除したり、あるいはパソコンのドライブの容量を増やしたりすることも必要でしょう。

また、パソコンは起動時に自動的に立ち上がるスタートアップアプリが複数動作していることもあります。

その場合は、パソコンの処理速度が遅くなるので、不要なアプリはOFFにしておくとよいでしょう。

その他、パソコンの動作が遅くなる理由として、自動メンテナンスが実行されていることも考えられます。

自動メンテナンスとは、毎日スケジュール通りにアップデートを行ってくれる機能で、そのことによりパソコンを毎日安心して使うことができるのです。

Web面接を受ける時間帯に自動メンテナンスが実行されないように設定を確認しておきましょう。

また、長期にわたりパソコンを使わずに放置しておくと、起動したときにWindowsのアップデートに時間がかかり、面接の時間に間に合わないなどという事態も考えられます。

普段からパソコンのメンテナンスに気を配ることが大事です。

Web面接を受ける前のチェック項目


それでは事前に留意しておくべき、Web面接特有の注意事項を5つ紹介します。

過剰にリラックスしていないか

どうしても自宅で面接を受けるとなると、直接面接会場へ行くときと比べてリラックスした気分になりがちです。

たとえば、上だけジャケットで下は普段着であったり、つい手元のスマートフォンを見ていたりしていないでしょうか。

そのような気の緩みは、必ず画面上で相手に伝わります。

見えないところにこそ気を配ることが大事です。

また、姿勢も時間が経つにつれて崩れがちです。

はじめのカメラの設置場所が重要となります。

目線の真っ直ぐ前にカメラがくるように位置を調整しておきましょう。

音量は適正か

Web面接で一番不安を感じるのが声の大きさです。

カメラにどのように映っているかは自分でも画面上で確認できますが、声がどう届いているのかはわかりません。

ハキハキ話そうと、面接会場で受けるときのような大きな声を出すと、相手にはうるさく聞こえてしまう可能性もあります。

反対に小さすぎると覇気がないと思われてしまうので、事前に家族や友人などと聞こえ具合をチェックしておくとよいでしょう。

また、マイクを通しての声であるため、ガサガサ雑音が入らないか確認しておくことも大切です。

Webツールは私的な写真やニックネームになっていないか

初めて使うツールであれば、このようなことにはならないでしょうが、普段からプライベートでZoomを使っていて、面接でzoomを指定されると写真や名前がプライベート用になっていることがあります。

志望する企業から、あらかじめ氏名の表記を指定されることもあるので、その場合は指定通りに変更しておきましょう。

指示がない場合でも、ニックネームではなく漢字で氏名を記載しておくのがマナーです。

また、写真もきちんとしたものにしておくことをお勧めします。

さらに面接後は、企業と連絡をとるのにメールアドレスを頻繁に使うことが想定されます。

マイナスな印象を持たれてしまうようなアドレスは避けた方が賢明です。

パソコンでメモを残そうとしていないか

対面面接の場合、手にメモ帳を持って臨むことはありません。

しかし、Web面接になると手元にキーボードがあるということもあり、面接官の言ったことをメモしようと、パソコンをカチャカチャ打ちながら面接を受ける人が稀にいます。

この音は、自分が想像している以上に響くので、相手にとっては耳障りになります。

もし、連絡事項や面接のフィードバックを受け、メモをとりたいときは「メモをとってよろしいでしょうか」と確認し、ノートとペンを使って手書きでメモをとるようにしましょう。

カンペを用意して安心していないか

「カンペ」とは、カンニングペーパーを略した言葉と言われています。

テレビ業界では、テレビの撮影中などにセリフや進行に対する指示を出演者に伝えるためにカメラに映らない位置に掲げる大きな「指示書き」という意味で使われています。

パソコンに自己紹介や志望動機、企業情報などのメモをペタペタ貼って準備している人もいることでしょう。

それ自体がNGということではありませんが、相手の画面上ではこちらの目線がよく見えているものです。

何らかの文章を読み上げているなら、目線もそのように動くので相手に気づかれてしまいます。

心配であれば「キーワード」だけを準備しておき、後は自分の言葉で話すことをお勧めします。

「聞き方」のポイント

次にWeb面接中で、とりわけ重要な「聞き方」のポイントについて解説します。

Web面接では、自分が話すことと同じくらい「聞く姿勢」が重要です。

面接官の質問の意図を正確に理解して受け答えをすることはもちろんのこと、同時に話を聞く姿勢も見られていることを認識しておくべきです。

これは対面での面接でも同じですが、人の話を聞くときの3つのポイントは以下の通りです。

目を合わせること

対面で話すとき、話しかけられたら手を止めて、きちんと自分の方に体を向けて目を見て話を聞いてくれる人がいると、自分の話に真剣に向き合ってくれていると感じるものです。

面接に関するマニュアル本にも、「面接官の目を見て話しましょう」とよく記されています。

しかし、オンラインでは画面上の面接官の目を見て話しをすると、面接官側の画面では応募者の目線が下がって見えてしまします。

たいていのパソコンのカメラは、液晶画面の上部にカメラが設置されていているからです。

そのため、目線はカメラに向けなくてはなりません。

また、表情はいつもよりオーバーに動かすイメージで、目力と笑顔を意識します。

カメラ越しだと、無表情は相手に暗くて怖い印象を与えてしまいます。

さらに口角を上げることにも留意します。

通常、意識しなければ口角は下がってしまうからです。

話を途中で遮らない

面接官の話は、最後まで聞いてから話し始めます。

Web面接では音声に時差が生じるため、声は遅れて伝わります。

もちろん、自分の声もワンテンポ遅れて相手に届きます。

会話が途切れて間が空くと不安になって話したくなりますが、面接官はまだ話している途中かもしれません。

質問と応答との間にひと呼吸おく感覚で、1~2秒待ってから話し始めるとよいでしょう。

真剣に聞いていることを態度で表す

きちんと話を聞いていることを「あいづち」や「うなずき」で表現しましょう。

無表情で反応のない相手に話していると、「本当に聞いているのか」と不安になるものです。

面接官が話している最中に、相手の言葉の句読点が入るタイミングで「黙ってうなずく」ことが大きなポイントです。

「うんうんうん」と首を縦に振りすぎていたり、声に出して「はいはい」などと言われたりすると、それに気を取られて相手は話すことに集中できなくなります。

また、「あいづち」の注意点として、学生がよく使う「たしかに!」「なるほど!」などの言葉は上から目線になるので、相手に偉そうなイメージを与えてしまいます。

日常会話では「なるほど、そうなのですね」と使うことはありますが、面接時での「なるほどですね」はNG用語となります。

まとめ

かつては、書類選考からスタートすることが一般的であった就職活動において、現在では自己PR動画の提出が第一関門となるケースも出てきました。

また、Web面接も急速に普及しており、コロナ禍においてオンラインでの採用活動に注力し始めた企業が多いことがわかります。

「Web面接の事前準備の方法がわからない」「対面での面接が苦手なのでWeb面接ができる企業を知りたい」などでお悩みの求職者の方は、ぜひ一度イーチリッチにご相談ください。

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