不安障害のお悩みを抱えている方が就職活動を行っていくうえでの心配事として、「自分にはどんな仕事が適しているのか」「仕事中に気分が悪くなったら」「職場の人と上手く付き合っていけるか」などでお悩みの方は少なくないでしょう。

本記事では、こうした不安障害のお悩みを抱えた方に負担のかからない就活方法を解説していきます。

そもそも不安障害とは

すでに医師から診断を受けている方はご存じだと思われますが、まだ医師の診察を受けていない方のためにも不安障害について簡単に説明します。

不安障害とは、過度な不安や恐怖によって本人の日常生活に支障をきたすような精神疾患の総称になります。
近年では、「障害」という言葉が患者様への誤解や偏見につながるという配慮から「不安症」と呼ばれることもあります。

不安障害には様々な症状があり、個々の特性を適切に理解したうえで無理なく就活を行っていくことが大事です。
それでは不安障害の諸症状を見ていきましょう。

パニック障害

パニック発作は、不安が高まるような状況(閉鎖的な空間や逃げだせない環境)で起こる傾向にありますが、ときには安静時に生じる場合もあります。

主な症状としては、めまい・動悸・呼吸困難・発汗・震えなどですが、「また突然起こったらどうしよう」という不安から、日常の行動ができなくなってしまうケースもあります。

社会不安障害

社交不安障害とも呼ばれ、他の人から注目をされるかもしれない状況下で、「恥をかいてしまうのでは」と強い恐怖を覚えてしまう疾患です。

具体的には、大勢の人の前での発表・他人との会食・上司との会話などの状況で強いストレスを感じます。症状が悪くなると、仕事など通常の社会生活が困難になり自宅から出られなくなってしまうこともあります。

全般性不安障害

特定の場所や物事にかかわらず、様々な状況で過剰な不安が長期間続いてしまう疾患です。
単なる心配性ということにとどまらず、不安によって生活に支障をきたしてしまいます。症状は慢性的に続き、数か月間に及ぶことも少なくありません。
心配性というのは性格のひとつで行動などは正常範囲内であるのに対し、全般性不安障害は、過度な不安により仕事ができなくなったり眠れなくなってしまったりと生活に支障が出ます。

不安障害でお悩みの方が適していると考えられる仕事

それでは、精神的負担を伴わずに就業可能と考えられる仕事とはどのようなものでしょうか。
それぞれお悩みの症状によって多少の差異はあるかもしれませんが、総じて見て、ストレスがかかりにくい仕事を紹介します。

マイペースでできる仕事

製作や提出などの期限が迫られるような仕事は避けた方が無難です。
研究、開発などに携わる仕事が比較的お勧めです。

在宅でできる仕事

電車や会社など人が多いところが苦手な方は、近年注目されているフリーランスでできる仕事が向いているでしょう。
具体的にはライター、デザイナー、カメラマン、プログラマーなどです。

業務にムラがない定型的な仕事

営業マンやタクシーの運転手のように環境の変化が苦手な方は、わかりやすいマニュアルやフローに沿った仕事の方が精神的に負担はかからないでしょう。決められたフォーマットにデータを入力する事務職などが向いています。

不安障害の方の仕事探しのポイント

悩みを抱えながらの就職活動は容易ではないでしょう。
医師はもちろん、家族やカウンセラーの方と相談していくことで、ゆっくりと不安を取り除きながら無理のない就職活動をすることが大切です。

出勤日や勤務時間の融通が利く職場を選ぶ

不安障害でお悩みの方は、通勤途中で気分が悪くなるという場面が想定されるかと思われます。
そのため、時差出勤や時短勤務、シフトの変更などに融通が利く職場選びが有効です。

就労支援機関に相談する

公共の支援機関に相談するのもいいですが、民間でもお悩みを抱えた方に就職情報を斡旋する企業もあります。
不安障害など精神疾患をお持ちの方の就職をサポートした実績を豊富に持つところもあります。そうした企業であれば、障害特性を理解したうえで適切なアドバイスを受けられることでしょう。

まとめ

不安障害でお悩みの方が、仕事を探していくうえで最も重要なのは、ひとりで解決しようとしないことです。
就活そのものが心の負担となるようでは、それこそ本末転倒となってしまいます。
もしも、就活で行き詰まってしまったら、株式会社イーチリッチにご相談ください。
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