転職・中途採用で、乗り越えなければならないステップのひとつが面接です。
「学生時代以来面接なんてしていない」「そもそも面接が苦手」という方は、面接を控えて少し億劫な気持ちになっているのではないでしょうか。
そこで今回は、転職の面接で必ず聞かれる基本的な質問を5つご紹介します。
回答のポイントもあわせて解説するので、ぜひこれらの質問には自信を持って答えられるよう参考にしてください。
転職面接の基本質問・回答集
それでは、転職時の面接でよく聞かれる質問を5つご紹介します。
どれも基本的な質問ばかりなので、最低限これらの質問は答えられるようになっておくと安心です。
質問① 自己紹介をお願いします
この質問の意図は、第一印象やコミュニケーション能力など応募者の人物像を見極めることです。
最初に聞かれる質問なので、表情や口調には気を付けながら回答しましょう。
自己紹介では、まず氏名と面接のお礼を伝えた上で簡潔に自身の職務経歴を述べます。
面接のアイスブレイク的なものなので、長々と自己紹介をするのではなく30秒から1分程度にまとめるとよいでしょう。
最後に「本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と一言添えると、丁寧な印象を与えられます。
質問② （1分間で）自己PRをお願いします
自己PRでは、企業が求める能力やスキルに合わせて強みを伝えましょう。
まずは採用情報ページなどで求める人材像を把握し、それを裏付けるような具体例を話せることが理想です。
たとえば、前職の勤続年数や実績・経験、資格などは大きなアピールポイントです。
また、前職での経歴に自信がなくても「忍耐力」や「積極性」などがわかるエピソードと「それらをどう仕事で活かせるか」について説明できれば、厚みのある自己PRになります。
質問③ 前職・現職での主な業務について教えてください
この質問は、前職・現職での経験が入社後に活かせるものであるか、応募者が即戦力となる人材かについて知るためのものです。
そのため、前職で携わった仕事の中で、最も成果が大きい、あるいは貴重な経験となった業務を中心に話すとよいでしょう。
また、業務内容の説明から情報伝達能力も見られています。
わかりにくい専門用語やあいまいな表現は避け、誰でも理解できるような文章で説明することを心がけましょう。
質問④ 転職を決意した理由は何ですか？
この質問の意図は、応募者が採用後すぐ辞めてしまわずに長期間働いてくれる人物かどうかを見極めることです。
そのため転職理由として、会社・上司への不満や人間関係のトラブルなどを挙げるのは仮に事実であったとしても控える方がよいでしょう。
こうした問題はどの会社でも起こりうることであり、「同じような理由で辞めてしまうかもしれない」という印象を与えてしまうと内定が遠のきます。
「転職でキャリアアップを目指したい」「努力や実力を正当に評価してくれる会社で働きたい」など、ポジティブな理由を伝えられると好印象でしょう。
質問⑤ 他社ではなく当社を志望した理由を教えてください
面接官はこの質問で、応募者の入社意欲を確かめています。
志望理由が他の企業でも通用する内容の場合、「業界研究・企業研究をしてきていない」と思われても仕方ありません。
志望度の高さを伝えるには、事前に同業他社との比較やその企業にしかない強み・特徴を分析し、「なぜ惹かれたのか」という理由と絡めて説明しましょう。
業界研究や企業研究は面倒な作業ですが、説得力のある志望動機を作るには必要不可欠な作業です。
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転職の面接で必ず聞かれる基本的な質問を5つご紹介しました。
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