ニート期間が長くなるほど、「自分にできる仕事なんてあるのだろうか」と不安になってしまいますよね。
確かにずっと家に引きこもっているとスキルは身につかず、たとえ就職できたとしても続けられずに辞めてしまうケースが多くあります。

そこで今回は、ニートの方におすすめしたい仕事と社会復帰する方法をご紹介します。
たとえ興味がない仕事でも、正社員として働いた期間は自分の経歴になりスキルにもなります。

今後転職をする際にも必ず役に立つので、将来に不安を感じている方はぜひ参考にしてくださいね。

ニートでも挑戦しやすいおすすめの仕事

ここでは、現在ニートの方でも挑戦しやすい仕事をご紹介します。
「どんな仕事をすればいいのかわからない」「就職先が見つからない」という人は、まずこれらの仕事から始めてみることをおすすめします。

高齢者の生活をサポートする「介護職」

介護職は人手不足なこともあり、職歴に空白期間がある、または社会経験がないニートの方でも挑戦しやすい仕事です。
主な仕事内容は、高齢者の入浴介助や排泄介助、食事介助、また掃除、洗濯、調理などの生活援助などです。

また、季節によってはレクリエーションなどを準備することもあります。
介護職は体力がいる仕事であり辛いといわれることもありますが、利用者から直接感謝の言葉をかけられることも多くやりがいを感じられる仕事でもあります。

未経験でも就業可能なことが多く将来的に資格も取得できる介護職は、ニートの方にはおすすめの職業です。

施設の安全を守る「警備員」

「仕事はしたいけどコミュニケーションが苦手」という人には、警備員もおすすめです。

主な仕事内容は、ビルなどの施設の定期巡回や常駐警備、イベントにおける交通整理、道案内などです。
「緊急事態が起きなければ、定期巡回以外は待機室で待っているだけ」というケースも多いため、社会経験がないニートの方でも始めやすいという特徴があります。

注意点としては、立ち仕事となるためある程度の体力が求められることと、夜勤が発生する可能性があることです。
これらに抵抗がない人は、比較的挑戦しやすい仕事だといえるでしょう。

建物の管理を行う「ビルメンテナンス」

聞きなれない仕事ですが、ビルメンテナンスも未経験から挑戦しやすくおすすめです。

主な仕事内容は、ビル内の巡回や清掃、設備管理、防災器具の点検、劣化箇所の点検・調査などです。
警備員と混同されることがありますが、警備員では安全保護業務がメインなのに対してビルメンテナンスでは設備メンテナンス業務がメインです。

ビルメンテナンスの業界は中途採用が多く、ニートからの就職も比較的受け入れられやすいという特徴があります。
関連資格を取得すると資格手当がもらえることもあるため、努力のしがいがある仕事です。

ニートから正社員になるための方法

最後に、ニートから正社員になるための方法をご紹介します。
就職を目指す際は、以下の2つの方法を試してみることをおすすめします。

ハローワークや就職支援サービスを利用する

ニートの状態から就職活動を始める場合は、ハローワークや就職支援サービスを通じて企業探しをするのがおすすめです。
ハローワークとは「厚生労働省が全国500カ所以上に設置する公共職業安定所」のこと、就職支援サービスとは「転職エージェントや人材紹介会社など」のことを指します。

これらのサービスでは、自分の希望や適性にあった企業の紹介や、履歴書作成や面接対策などのサポートを受けることができます。
経験豊富なプロから実践的なアドバイスや支援を得られるため、ブランクの長いニートの方には特に利用をおすすめします。

アルバイトから正社員を目指す

「就活をしてもなかなか内定がもらえない」という方は、アルバイトから正社員を目指すのもひとつの手です。
企業によっては正社員登用制度を導入しており、アルバイトやパートなどの非正規雇用から正社員への雇用転換を行っています。

アルバイトで実務経験を積めば普通の就活では内定が出づらい職種でも正社員として登用される可能性もあるため、おすすめの方法です。

おすすめの仕事を参考にニートから社会復帰しよう

ニートの方におすすめしたい仕事と社会復帰する方法をご紹介しました。
「自分にはハードルが高い」と思ってしまいがちな就職ですが、職種や就活方法を工夫すればチャンスは十分にあります。

正社員になることは、社会復帰をして健全な生活を送るための第一歩です。
今回の記事を参考に、ぜひ正社員就職を目指してみてくださいね。

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